坂の上の
昨晩は眠れなかったので
NHKスペシャルドラマ 坂の上の雲 を観ていました。
当初ドラマ化は戦争賛美に誤解されるとして
原作者の司馬遼太郎氏が2週間考えて
「やっぱり無理やで」と断ったそうです。
(引用:坂の上の雲(テレビドラマ))
確かにあのスケール感と
何よりも当時の日本人の気質や心の機微を
正確に映像で顕すのは不可能でしょう。
それでもやはり「武士の情けです!」と
艦砲射撃を止めようとする秋山真之(演:本木雅弘)や
その起草による東郷平八郎(演:渡哲也)の訓示を
映像で観ると心が揺さぶられるものがあります。
「天は正義に与し、神は至誠に感ず」(東郷平八郎の名言与利)
ただそれも正義あっての天佑、至誠あっての神助です。
これからも日々正しく誠実に生きようかと。
※写真は司馬遼太郎記念館を訪れた際に書斎を撮影したもの。
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